25年研がなくてOK、話題の包丁【エバーカット】を買ってみた

エバーカットフルーティフ

こんにちは、蕨東口すがやの三代目(野菜ソムリエ)です。

実は新しい包丁を使い始めました。
フランスはTarrerias-Bonjean社が誇る、【エバーカット】です。

使い勝手を真面目にレビューしたいと思います ^^

今回購入したのは、エバーカット・フルティフシリーズの三徳包丁・19cm。
この真っ黒いフォルムに一目惚れしました 笑

 

エバーカット・フルティフを知ったきっかけ

最初、雑誌でちらっとこの包丁の存在を知って、カッコいいなぁ〜と思ったのがきっかけです。
しかしながら、その時は全く包丁を新調する予定もなく、なんとなく見てその場で終わっていました。

ジュニア野菜ソムリエに合格して、自分へのご褒美と思い、なんとなく包丁を買おうかなと思っていたところ、Facebook上で知人がこのエバーカットの記事をシェアしていたことが運命の始まり。

日本でエバーカットシリーズをオフィシャルに販売代理しているサイトを熟読して、あっという間に購入ボタンをポチッとしていました。

 

エバーカット・フルティフが到着、そして使ってみたエバーカットフルティフ 箱表

箱の表側です。
真っ黒な箱の中央に白地のロゴ、開けるのにワクワクしました 笑

エバーカット 箱裏

箱の裏側です。
フランス語と英語で、説明とナイフのシリーズのイラストが書かれています。

エバーカット 箱横 ロットナンバー

側面です。
バーコードの横に包丁のロットナンバーが記されています。
(ロットナンバーについては後ほど記述)

エバーカット 中身

箱、オープン!!
中はウレタンの型でズレないように仕切りが作られ、包丁本体と説明書のみが入っていました。
アップル製品並みのシンプルさにシビれますね 笑

エバーカット 包丁本体

箱から本体を取り出してみました!
憧れていた真っ黒なフォルムが目の前に ^^
そしてこの柄の部分の、シンメトリーな菱形がまたカッコいいです。
ユニバーサルデザインで、両利きに対応しているという素晴らしさ!

エバーカット 包丁側面

シールの横には、ロットナンバーが刻印されています。
まさに自分自身の包丁!

エバーカット 付属品

説明書と、ユーザー登録の用紙。

エバーカット 登録用紙

先ほど紹介しましたが、このエバーカットシリーズは一つ一つに個別のシリアルナンバーが記載されていて、全ての商品に一生涯保証が与えられているということなのです。

そのためにこの用紙、もしくはWEB上で登録する必要があり、それが保証証代わりになるのだそう。

エバーカット・フルティフでトマトを切る

記念すべき(?)第一刀 笑
やはり切りたくなるのはテレビショピングでも必ず出てくるトマトでしょう ^^
触れただけでスルッと刃が入ります。

エバーカット・フルティフで切ったトマト

トマト、真っ二つの図です。
汁も垂れずにキレイにスーッと切れました。

エバーカット・フルティフで切った長ネギ

長ネギの小口切り。
こちらも全く水分が出ず、キレイに刻めています。

エバーカット・フルティフで肉を切る豚ロースのブロックをカット。
さすが洋包丁だけあり、野菜よりもお肉の方が切りやすい感じがしました。

 

【エバーカットシリーズのここが凄い!】

25年研がなくても大丈夫!

エバーカットの耐久性
※オフィシャル販売代理店サイトからの引用

通常の包丁の300倍、ステンレス包丁の5倍の耐久性!
この硬さがあるため、研がなくても刃の性能が落ちることがないとのことです。

 

料理を職業としている人は、普段から包丁を研ぎますが、一般家庭でしっかりと包丁を研ぐという人はあまりいませんよね。

「研ぐ」という手間から開放され、25年間バッチリ使えるという特性を持った包丁なのです。

 

ユーザー登録で自分だけの包丁に

エバーカットの各商品には、一つ一つに個別のシリアルナンバーが記載されており、すべての商品に一生涯の保証が与えられています。
この保証を利用するには、エバーカット購入後速やかに、「登録」をする必要があります。これが保証書の替わりであるとご理解ください。
(オフィシャル販売代理店サイトより引用)

と言われるように、包丁とユーザー情報を本社が管理してくるというのです。
故にこのロットナンバーの包丁はまさに自分自身の包丁になるという証!

なんかカッコ良くないですか 笑

ちなみに僕はWEB上で登録しましたが、フランス語か英語の説明しかありません。
しかもエラーを起こすこともあるので、オフィシャル販売代理店サイトから登録するのがベターです!

 

一生涯保証(ライフタイム・ギャランティ)が付いてくる!

・切れ味が悪くなったと実感した際の刃の研ぎ直し
・通常使用をしていて、切ることに問題が生じるような刃先の不具合の復元
を行ってくれるということです。

今現在の時点では、送料はこちらからフランスへ送る時は実費で、向こうから送り返してくれる際は負担してくれるとのことです。
(これに関しては変更される可能性があるとのこと)

 

世界から認められるクオリティ

エバーカットは世界最大の雑貨・キッチン用品の国際展示会である、Ambiente(アンビエンテ)でキッチンイノベーション・アワード2010を受賞。

この賞は、機能性・付加価値・イノベーション・デザインの4つの基準によって審査され選ばれるのですが、エバーカットは4つ全てのカテゴリーで受賞するほど素晴らしいプロダクトと言えます。

 

実際に使ってみた、個人的な感想まとめ

■メリット
・黒いフォルムでデザインが魅力的、とっても目立つ
・ユーザー登録や保証が革新的
・機能やデザインの割に値段が安い
・研ぐといった、メンテナンスに余計な手間がかからない

■デメリット
・切れ味は良いが、感動するほど凄まじい切れ味ではない
・峰部分(刃と反対側の背中部分)が少し厚く、薄手の包丁が好きな人には少し使いづらいかも(出刃包丁に近いイメージ)
・もう少し刃渡りが欲しい

といったところです。

総括すると、プロユースでももちろん活躍出来ますが、感動するほどの切れ味は期待しないほうが良いと思います。

しかしそれでも、家庭で使うには十分すぎるくらいのクオリティを持つ、最高の包丁です ^^
なにより個人的にはこのデザインがとても好きです。

職業として毎日利用する頻度で、劣化がどれくらいで見えてくるのかが気になりますが、使い続けてまた感想を追記できればと思います ^^

この黒いフルティフシリーズ以外にも、シルバーのオリジンシリーズもあります。
エバーカット・オリジン

このレビューが、エバーカットの包丁を購入検討されている方に、少しでも参考になれば幸いです。

僕自身は使ってみて良いと思いますし、これから長い間、相棒になってくれることを期待して、付き合い続けていこうと思います ^^

 

追記:

使ってみたその後ですが、直に切れなくなってきて、さらに刃こぼれも、、、

ずっと使い続けられるかと思いきや、全然ダメでした 苦笑

 

自分で研ぐのが推奨されていないので、フランスまで送る必要があるのですが、送料は自分持ち、、、

これはダメだなと思い、サヨナラしてしまいました。

最初は良かったんですけどね、、、

結果的に無駄な買い物になってしまった感が否めません 泣

 

エバーカットシリーズの購入はこちらから 】

 

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