こんにちは、蕨東口すがやの三代目(野菜ソムリエ)です。
ダイエットには欠かせない、高タンパク質な食材といえば、、、
やはり、鶏のささみですよね。
僕も体重を落としたい時など、頻繁に食べるようにしています。
しかし、この鶏のささみ、、、
筋取りがかなり面倒くさい!
下の写真でわかるように、白くて硬い部分ですね。
ちゃんと下処理しないと口の中に残るので、ちゃんと取り除かなくてはいけません。
スーパーなどで売っているものは、すでに筋が取り除かれているものもあったりします。
が、下処理済みのものは値段が少し高めということも。
そして、1kgくらいのまとめ売りしているものは、ほぼ例外なく筋が付いています。
鶏ささみを調理をするために、まずはこの筋を取り除かないといけないわけですが、、、
包丁で切ったり、手で無理やり取ろうとすると、
- 身の部分まで削ってしまう
- 形がボロボロに崩れてしまう
- 筋が途中で切れてしまう
- 力を入れても全然取れない
など、かなり苦戦する人も多いハズ。
今回、鶏ささみの超簡単な筋取りの方法を知る機会があったので、それをご紹介したいと思います ^^
まず、鶏のささみってどんな肉?
鶏の胸(ムネ)周辺の肉。
上質で柔らかく、たんぱく質を多く含む。
炭水化物・脂質がほとんど無く、カロリーが低いためにダイエット食材として適している。
臭みはない。
鶏ササミの栄養とカロリー
カロリー 1本(約43g)で45kcal
100g換算で105kcalのカロリーで、80kcalあたりのグラム目安量は76.19g。
たんぱく質が多く9.89g、脂質が0.34g、炭水化物が0gとなっており、ビタミン・ミネラルではナイアシンとセレンの成分が高い。
鶏ササミの筋を取る、超簡単な方法
鶏ササミの筋取り下処理に使う道具は?
- ケーキフォーク(三つ又の間が狭いものほど良い)
- 魚の骨抜きピンセット(無ければキッチンペーパーでも可)
この2つのアイテムを使うだけで、驚くほど簡単に筋を取ることが出来ます!
実際に鶏ササミの筋を取ってみます
まずは動画で鶏ササミの筋を取る処理をご覧下さい
さすがに1人では写真が撮れないので、動画で実際の動作を紹介しますね ^^;
鶏ササミの筋取り 写真で具体的に説明します
1.筋の部分を骨取りピンセットで掴む
白く硬い筋の部分を、魚の骨取り用ピンセットでガッチリと掴みます。
この「ガッチリ」がコツで、ここがゆるいと上手く取れません。
指だけでやると、どうしても離れてしまったりします。
なので、もしピンセットが無い場合はキッチンペーパーなどで固定して掴みましょう。
(キッチンペーパーを使ってやるパターンが、得する人損する人で紹介されていた技のようですね。)
2.フォークで筋の部分を挟む
ピンセットで筋を摘みましたら、ケーキフォークの隙間に筋を通します。
この時、フォークの刺す部分の隙間が大きいと、余分な肉も付きやすくなってしまうため、出来るだけ幅が狭いほうが良いです。
そのため、大きめのフォークよりもケーキフォークの方がやりやすいのです。
3.ピンセットとフォークを使って、両サイドに引っ張る
摘んだピンセットをしっかりとホールドして、フォークの間に筋を通したら、両サイドにぐっと引っ張ります。
この時、筋の部分が下に来るようにすると、よりキレイに筋が取れやすくなります。
ちょっと力が入りますが、そうするとスルスルッと抜けていきます!
この瞬間が、めちゃめちゃ気持ち良い 笑
4.仕上がった鶏ササミはこんな姿に
筋取りした後の鶏ササミです。
これは特に上手くいった状態で、実が全く裂けていません。
少し身が割れてしまう場合もありますが、それでもキレイな仕上がりになるはずです。
あとはお好みなスタイルで調理していきましょう ^^
フォークとピンセットで解決!【鶏ササミ・筋取り】の超簡単な方法 まとめ
これで鶏のササミを買う時も、筋取りの面倒臭さも気になりませんね ^^
筋の入り方によっては実が裂けてしまうこともありますが、包丁で頑張って取るよりもボロボロにはならないのでオススメです。
他の料理人仲間にも紹介したところ、かなり目からウロコだったようで、とても喜んでもらえました 笑
意外かもしれませんが、プロの料理人でも、家庭での知恵やネットなどの情報が参考になることもあるんです。
こういった下処理の方法、知っておくととても便利なので、ぜひ活用してみて下さい ^^
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