こんにちは、蕨東口すがやの3代目です。
ゆでたまごを作る時、たまごに殻がくっついて白身がボロボロになってしまった経験ってありませんか?
今日は誰でも絶対に失敗しない、僕が知る限り一番簡単なゆでたまごを作る方法をご紹介します。
これだけで成功!失敗しないための3ステップ
1.たまごを常温に戻しておく
2.たまごのお尻の部分をほんの少し割っておく
3.沸騰したお湯をゆっくりと注ぎ込む
まず結論から書くと、成功の鍵はこの3つの工程です!
では順を追ってご説明しましょう ^^
1.たまごを常温に戻しておく
たまごを冷蔵庫から出していきなり熱湯に入れると、温度差で破裂します。
なので、たまごは予め冷蔵庫から出しておき、常温に戻しておきましょう。
2.たまごのお尻の部分をほんの少し割っておく
たまごの中には少量の空気が入っています。
この空気を閉じ込めたまま茹でてしまうと、薄い膜と白身が互いに絡み合ってしまい、剥く時に白身ごと取れてしまう原因になってしまうんですね。
なので、卵のお尻部分を平らなまな板などで軽くヒビが入るくらいに割って、空気を逃がす穴を作ってあげましょう!
ちなみに、ゆでたまごにした時にわかると思いますが、おしり部分には気室と呼ばれるスペースがあります。
なので、この部分に亀裂を入れても、中身が出てくることはないのでご安心を ^^
3.沸騰したお湯をゆっくりと注ぎ込む
これも破裂するのを防ぐためのテクニックです。
たまごをグツグツと沸騰したお湯にいきなり入れてしまうと、やはり温度差で破裂して中身が出てしまうことがあります。
なので、たまごを入れた鍋とは別にお湯を沸かしておき、沸騰したら縁から優しく、たまごの入った鍋にお湯を注いであげて下さい。
お湯の量の目安は、たまごが浸るくらいです ^^
お湯を注ぐとたまごからプクプクと気泡が出ているのがわかります。
こうやってガス抜きをしてあげると、ツルリと剥けるのです!
そしてたまごが茹で上がったら、流水で粗熱を取ってあげて下さい。
白身のたんぱく質が、キュッと締まる効果があるそうです ^^
いざ、たまごを剥いてみましょう
とってもわかりにくいですが、ツルリと殻が剥けている写真です 笑
水の中で剥いてあげると、さらに簡単に剥くことが出来ますよ。
古いたまごと新しいたまごはどっちが良い?
よく、ゆでたまごを作るには「賞味期限間近のものを使うと良い」という意見もありますが、それは先ほど紹介した、たまごの中の空気が関係しているんですね。
産んでから時間が経ったたまご、すなわち賞味期限間近のたまごは、自然にたまごのなかの空気が抜けている状態になります。
なので、そのたまごのお尻部分に亀裂を入れなくても、もともと空気は抜けているのでツルリと剥けるのです。
新鮮なたまごは空気が入っているため、今回紹介したように、空気を抜いて上げる必要があります。
どちらでも美味しく出来ますが、やはり新鮮な方を使った方が、黄身もしっかりとしている分、僕はそちらがオススメです。
ということで、ぜひぜひつるりと剥けるゆでたまごにトライしてみてください ^^
最後にもう一度ステップをおさらいしておきますね!
1.たまごを常温に戻しておく
2.たまごのお尻の部分をほんの少し割っておく
3.沸騰したお湯をゆっくりと注ぎ込む
次回はゆで時間のことも書いてみようかと思います ^^