こんにちは、蕨東口すがやの三代目(野菜ソムリエ)です。
沖縄の親戚から、大きくて立派な【キーツマンゴー】を3個も頂きました。
アップルマンゴーとは違い、追熟をさせるタイプのマンゴーです。
追熟後、アップルマンゴーにも劣らないほどの甘さを持つと言われるキーツマンゴー。
ですが、実際に食べたことが無いんです。
今回は、キーツマンゴーについて紹介するのと併せて、
頂いたキーツマンゴーの追熟にチャレンジしてみようと思います。
キーツマンゴーとは?
通常出回っている真っ赤なアップルマンゴー(アーウィン種)とは異なり、完熟しても緑色のままの、キーツ種(ケイト種)といわれるマンゴーのこと。
サイズはアップルマンゴーよりも約2倍ほど大きく、600g〜1.5kgの大きさ。
追熟前は非常に渋く、とても美味しく食べられないのですが、追熟をするとアップルマンゴーにも負けず劣らずな強い甘さが出るそうです。
また、生産農家も少ないため、本州にはあまり出回らず、沖縄でも「幻」とも言われるほど貴重な存在とされているようです。
キーツマンゴーの収穫時期
収穫時期が短く、その年の天候や気候にもよりますが、8月上旬〜9月初旬までしか採れません。
アップルマンゴーは完熟後すぐに食べられますが、キーツマンゴーは収穫後に10日〜14日ほど追熟が必要です。
キーツマンゴーの価格
サイズにもよりますが、1玉500円〜3,000円くらいが相場のようです。
楽天で調べたところ、2kg(2玉)で8,000円するようなものもありました。
キーツマンゴーの味
追熟した後のキーツマンゴーは、糖度が16度から19度程度。
なんと、アップルマンゴーよりも甘くなると言われています。
追熟が必要という手間もり、贈答用としても送られることもあるんですね。
やはり追熟が完了した後のキーツマンゴーは、その強い甘さが絶品なんでしょうね。
届いたキーツマンゴーを追熟させてみる
こちらがキーツマンゴーの入っていた箱です。
「沖縄産」という言葉が入っているので、しっかり沖縄で作られたキーツマンゴーのようです。
箱を開けてみますと、まだまだ熟していないキーツマンゴーが3つお目見え。
手にとってみますと、まずはその大きさにビックリ!
かなりずっしりと重くて、1キロ以上は軽くありそうです。
ヘタの部分はこんな感じ。
香りはまだまだ青臭く、表面も硬いので、まだまだ熟している雰囲気は無さそうですね。
入っていたキーツマンゴー3つを並べてみました。
とにかくその大きさにびっくりするばかり。
重さを計ってみますと、1玉1.3キロ!
そりゃ重いわけです。
キーツマンゴーを追熟させる方法
では、まだまだ未熟で食べられないキーツマンゴーを、愛情をかけて追熟させていきたいと思います。
未熟なキーツマンゴーの特徴
まず、収穫直後の未熟なキーツマンゴーの特徴を書いておきます。
- 青臭く、甘い香りがしない
- 白い粉(ブルーム)のようなものに覆われている
※農薬ではない - 大根のように硬い
- 食べてみると、酸っぱくてエグみがある
というように、コレがそんなに甘くなるのかと疑いたくなるような雰囲気です。
未熟なものも一口食べてみましたが、、、
色が黄緑色っぽく、酸っぱい&エグいで食べられたものではありませんでした。
やはり追熟しないと、全く食べられる状態ではありませんね。
キーツマンゴーを追熟させる
キーツマンゴーを追熟させるためには、以下のような方法で保存します。
- 常温で、極度な高温多湿は避ける
- 柔らかい布の上において、通気性良く保存する
- 布に当たっている部分が傷まないように、1日1回は向きを変える
この3つがポイントのようです。
こんな感じで、乾いた布巾を下に当てて、およそ10日〜14日ほど追熟させます。
追熟が完了したポイントとしては、、、
- 甘い香りが出てくる
- 果皮表面が柔らかくなってくる
この2つです。
この見極めが素人には難しいらしいのですが、頃合いをしっかり見計らって食べたいと思います。
追熟の様子を、こちらの記事にまとめました。
約2週間のレポートになるので、ぜひ参考にしてみて下さい。
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