こんにちは、蕨東口すがやの三代目(野菜ソムリエ)です。
大根と人参とカブ、日常でよく使う野菜ですよね。
大根・人参・カブを買ってきた後、そのまま冷蔵庫に入れて保存していませんか?
実はこれらの野菜は、美味しく保存するのにちょっとしたコツがあるんです。
意外と知らない、大根と人参とカブを美味しく新鮮に保存する方法。
今回はそれをご紹介したいと思います ^^
大根と人参とカブを美味しく保存する方法
先に結論から伝えます!
家庭で美味しく新鮮に保存する方法は、、、
買ったらすぐに、
葉の部分をカットすること
です。
なぜ、葉の部分をカットするのか?
それぞれの野菜の形を想像してみて下さい。
これらは全て根菜で、普段食べているのは植物的に言う「根」の部分です。
根があって、上の方に葉が生えていますよね。
これらの野菜は土にいる時、
葉→太陽の光を浴びて、光合成で栄養を作る
根→土から養分や水分を吸収して、葉を成長させる
という働きをしています。
しかし、収穫後はどうでしょう?
根の部分は土から掘り出されているため、栄養を吸収することは出来ないですよね。
しかし、葉の部分はそのまま残っているので、
本来の活動を継続しているんです!
なので、根の部分に蓄えられている栄養を吸い取って、葉はどんどん成長してしまうんです。
そのため、私達が食べる根の部分は水分や栄養分を失っていき、味もどんどん落ちてしまうわけなんですね。
大根を使って、実際に写真でご説明
![大根の保存方法2](https://www.sugaya-east.com/blog/wp-content/uploads/2018/03/raddish-2.jpg)
こちらがスーパーなどで普通に売っている、青首大根。
スーパーで売っている場合、このようにある程度葉を落としてしまっているものも多いと思います。
たまにワサワサと葉がたっぷり残っている大根もあります。
葉が多ければ多いほど、根から養分を吸い取ってしまうスピードも早いので、早々に対処しましょう。
ちなみに、「大根」って時のごとく「大きい根」だから大根という名前になったそうです!
![大根の保存方法3](https://www.sugaya-east.com/blog/wp-content/uploads/2018/03/raddish-3.jpg)
包丁を使って、葉と根の部分をカットします。
あまりギリギリに切りすぎると、そこからまた茎が伸びてきますので、1〜2センチくらいのところをカットするのがオススメです。
葉の部分の活用法
カットした葉の部分も、もちろん食べることが出来ます!
大根・人参・カブ、どれも可食部として活用できるんですね。
キレイに洗ってから細かく刻んで、
- お味噌汁の具
- 炒め物
- お新香
などと、色々と活用できます。
そして、カットした葉の部分を水につけておくと、成長します 笑
ちょっとした観葉植物として育てると、面白いですよ ^^
そしてカットしましたら、切り目にラップを被せて冷蔵庫へ。
![大根の保存方法4](https://www.sugaya-east.com/blog/wp-content/uploads/2018/03/raddish-4.jpg)
冷蔵庫はあまり冷えすぎる場所には置かず、冷蔵庫の野菜室に、出来れば立てて入れておくと良いです。
アスパラなどもそうなのですが、寝かせてしまうと上に伸びようとする力が働き、栄養分を使ってしまうんですよね。
なので、野菜に無駄な力を使わせないような工夫をしてあげることが大事です ^^
これだけで、2週間位は新鮮に保つことが出来ますよ。
【大根・人参・カブ】を美味しく新鮮に保存する方法 まとめ
この保存方法、ちょっと考えると当たり前のことなんですけどね ^^;
意外と知られておらず、大根・人参・カブを買った後、葉付きのまま冷蔵庫に入れてしまっている人は多いと思います。
ちょっと一手間かかるので面倒なところもありますが、これをやるだけで見海ずしさもかなり変わってくるので、ぜひお試しあれ ^^
野菜ソムリエの資格に興味がある方へ
この記事は、野菜ソムリエとしての知識を活用して書き上げました。
こういった野菜の知識は、野菜ソムリエの講座を通して、楽しく学ぶことが出来ます。
野菜ソムリエに興味がある方は、ぜひこちらの記事もご覧下さい↓
[nlink url=”https://www.sugaya-east.com/blog/junior-vegetable-about/”]
コメントを残す