こんにちは、蕨東口すがやの三代目(野菜ソムリエ)です!!
夏が過ぎて、ようやく秋っぽくなってきましたね ^^
食欲の秋と言うだけあり、秋には美味しいものがいっぱい!!
中でも今日は、秋の味覚の代表的な魚である、秋刀魚(さんま)についてお話したいと思います!
秋刀魚を塩焼きにする時、実はある一手間を加えるだけで、劇的に食べやすくなるんですよ ^^
ぜひ今日の食事で、この焼き方を試してもらえればと思います!
秋刀魚(さんま)の塩焼きは、ちょっと包丁を入れるだけで劇的に食べやすくなる!
タイトルの通りなのですが、秋刀魚を焼く前に隠し包丁を入れるだけで、食べる際にとっても食べやすくなるんです。
魚を食べるのが苦手な人って多いですよね。
僕も正直、自慢出来るほどキレイに食べられるかと言われるとあまり自信はありません ^^;
箸でどうしてもほじくってしまい、身がボロボロになったり、骨が途中で切れてしまったりしてしまうこともあります。
食べてくれる人のため、そんなストレスを感じさせないように一工夫をするのが、今回の裏技です!!

こちらが秋刀魚。
この時期になると、スーパーで生サンマが売り出されますよね ^^
旬になってくると、大体一本が100円から150円くらいの価格。
刺し身も美味しいですが、塩焼きもまた格別!
目が黒黒として、口の先が黄色いのが脂が乗っている秋刀魚の見分け方です ^^

さて、早速本日の極意です!
秋刀魚を焼く前に、赤い線の通りに切り込みを入れておきます。
中央の横長の先は、秋刀魚の骨にあてて、胸ビレから尻尾の方まで。
縦の三本線も同様、横に対して垂直に、骨に当たるところまで切込みを入れます。
勢い余って、骨ごと切らないように注意しましょう ^^

秋刀魚をひっくり返して、反対側も同じように切込みを入れます。

焼く10分前に塩を振ります。
予め塩を振ることによって、余分な水分を出しつつ旨味を引き出す効果があります。
少し高いところから塩を振ると、全体にまんべんなく塩がかかりますよ ^^

準備ができましたら、いざ秋刀魚を焼きます!
お店なのでグリラーを使っていますが、ご家庭であればフライパンやガスグリルでOK!
網で焼く場合、皮がくっつかないように網をしっかりと焼いてから秋刀魚を乗せましょう ^^

片面が焼きあがったら、反対にひっくり返します!
切込みを入れた箇所が、ちょっと広がっているのがわかるでしょうか ^^
食べやすくする上に、火を通しやすくする役割も果たしているんですよ。

美味しそうな音を立てながら、こんがりきつね色に焼きあがっていきます!

んー、これこそ秋の味覚!!
香ばしい香りもたまりません ^^

さて、焼き上がった秋刀魚がコチラです。
撮影用なので大根おろしもすだちもありませんが、実際に食べる際はそれらも添えると、彩りもよくさらに美味しくなりますよ ^^

切込みを入れた理由がコチラ。
予め入れた切込みに沿って身を外しますと、キレイにペロッと身が剥がれます!
そうです、切込みは秋刀魚の身を6等分に切り分けるための一工夫だったのです ^^

全部を開くとこんな感じ。
予め切込みが入っていますので、簡単に中骨が姿を表しますね ^^

秋刀魚の腹ワタ(内蔵)は食べられる?
秋刀魚の腹ワタ(内蔵)、魚の中でも珍しいことに全部食べられます!
秋刀魚には胃がなく、1本の消化管になっているため、餌を食べてもあっという間に消化してしまうのです。
そのため、不純物となる消化物を体中に蓄積せず排出するので、新鮮な秋刀魚であればワタも食べられます。
冷凍モノなど、内臓が劣化しているものは食用にはあまり向きません。

というわけで、裏側も同様に開いて、一口サイズに食べやすくなった秋刀魚の身を完食!!
見事に頭と尻尾と中骨だけの、絵に描いたような食べ終えた魚の姿になりました 笑
こうして焼く前に一工夫の隠し包丁を入れるだけで、魚を食べるのが苦手な人でもキレイに食べることが出来ます!
これからどんどん秋刀魚が安く美味しくなる時季ですので、この方法でぜひ焼いてみて下さい ^^
おまけ【こんな高級な秋刀魚も食べてみたい!】
北海道産のトロ秋刀魚!
一尾が180〜200gという、特大サイズ!!(スーパーで売っているのは、平均して大体100〜150gくらい)
一尾が約1,000円ほどという超高級秋刀魚ですが、こんな秋刀魚も食べてみたいですね〜 ^^

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