こんにちは、蕨東口すがやの三代目(野菜ソムリエ)です。
この記事を書いているのは夏ですが、季節を問わずに食べたくなる料理、、、
やはり代表的なのはカレーだと思います!
ブログからの質問で、
料理初心者ですが、カレーライスはどうやったら失敗せずに作れますか?
と、頂くことが意外とあります。
そうなんです、カレーって実はけっこう失敗するパターンが多いんですよね。
料理初心者にありがちなパターンなのですが、実はちゃんと理由があります。
初心者が失敗する理由と併せて、
絶対に失敗しないカレーの作り方をご紹介したいと思います。
この記事では、
- 料理初心者がカレー作りを失敗する理由
- 絶対に失敗しない、カレーの作り方
をご紹介します。
【基本的なカレーの作り方】初心者でも、二度と失敗しない方法
![](https://www.sugaya-east.com/blog/wp-content/uploads/2016/08/cooked-rice-and-curry-food-served-on-white-plate-674574.jpg)
ではまずはじめに、初心者がカレー作りを失敗してしまう理由から。
ちょっと前置きが長くなってしまいますが、ここを知っておくことが超重要。
失敗理由は簡単なことなんですが、意外とやりがちなことなんです。
カレーを作る際、料理初心者がやってしまいがちな失敗例
このブログを読んでいる皆さんにも、カレーを作る時、こんな失敗経験はありませんか?
- 作りすぎて、何日もカレーが続いてしまう
- カレーの味が薄かったり、濃すぎたりしてしまう
- 水っぽくなってしまったり、ドロドロになってしまう
- 野菜が全部崩れて、具が無くなってしまう
- 隠し味として、色んな物を入れすぎて味がおかしくなる
料理の初心者だったり、料理を苦手とする人がやってしまいがちな一覧です。
カレーを作る際の「あるあるネタ」だったりしますよね。
特にルーや味の濃さが安定せずに、
濃すぎて水を足していくうちに、シャバシャバで薄くなってしまう
なんてこともありますよね。
薄くなってしまった時、カレーのルーがもう手元に残ってない場合、、、
ほぼ取り返しがつかなくなりますよね。
そのまま我慢して食べる、なんてこともあるかと思います。
「前回は上手にできたのに、今回は失敗してしまった」
なんていう声もよく聞いたりします。
ではなぜ、カレーを作る時に失敗を繰り返してしまうのでしょうか?
初心者がカレーを作る時に失敗してしまう理由は「目分量」
料理初心者がカレー作りを失敗してしまう理由は、ずばり「目分量」です。
「カレー = 簡単で誰でも作れる料理」というイメージって強いですよね。
しかしカレーも、極めれば色んな作り方があって、本当に奥が深いんです。
いちいち計るのも面倒ですし、目分量で作りたい気持ちもわかります。
しかし失敗をしないために、まずは目分量で作ることは控えるべきです
これは市販のルーを使う場合や、1から全部自分で作る場合のどちらにも当てはまります。
料理に慣れないうちの目分量は、失敗する可能性も高い
あなたが実際にカレーを作る際、しっかりレシピ通り、忠実に作ったことはありますか?
レシピには
- 材料種類
- 調味料の分量
- 火にかける時間や火加減
など、しっかりと作り方が記載されているはずです。
先程も説明しましたが、料理をつくる際、目分量で作っている人はかなり多いんですよね。
これは料理の初心者だけでなく、少し慣れてきた中級者にも言えることです。
自分でしっかりと味を作れたり、経験値として感覚的に分量を決められる人ならば大丈夫。
しかし、料理に慣れていない人が目分量で計るのはかなり危険。
なぜなら、量の感覚が掴めていないので、味の調節が効きにくいからです。
目分量で料理を作ることに慣れると、毎回味にブレがあったり、感覚を鍛えられません。
料理を始めたばかりは、食材・水・調味料などの分量を、レシピ通りに作るべきです。
その方が失敗せず、味付けの感覚も鍛えることが出来ますよ。
初心者でも絶対に失敗しない、カレーの作り方とは?
![](https://www.sugaya-east.com/blog/wp-content/uploads/2016/08/white-ceramic-bowl-on-red-textile-1618955.jpg)
前置きがかなり長くなってしまいましたが、失敗の原因を知ることは大事です。
では、実際にカレーの作り方に関する具体的な調理法に移っていきますね。
絶対に失敗しないカレーの作り方は「箱の裏のレシピ通りに作る」こと
今回は市販のカレールウを使って作る、カレーの場合のお話です。
しかし、絶対に失敗しない方法があります。
それは、、、
カレールーの箱に書いてある、【作り方】の通り作ること
です。
激しいツッコミが入りそうなほど、めちゃめちゃ当たり前なことを言っていますよね。
しかし、それが最も失敗しない方法なんです。
では、その理由を紐解いていきましょう。
カレールウの箱に載っている作り方は、美味しく作るベストなレシピ
箱の裏に書いてあるレシピを侮るなかれ。
あの作り方は、
メーカー側で研究され尽くした、ルウを使ったベストな美味しさを作り出すレシピ
なのです。
食品メーカーさんが研究に研究を重ねた集大成。
そのルウで一番美味しく作る方法が、丁寧に記載してあります。
なので、そのレシピ通りに作ることが、絶対に失敗しない方法と言えます。
箱に書いてあるレシピは、ベストに美味しいカレーを作ることが出来る。
ということを、ぜひ覚えておいて下さい。
箱の裏に書いてある【作り方】通り、忠実にカレーを作ってみた
![](https://www.sugaya-east.com/blog/wp-content/uploads/2016/08/cast-iron-skillet-on-table-with-species-1435909.jpg)
では、カレーの箱の裏に書いてある作り方通り、忠実にそのレシピでカレーを作ってみました。
写真を付けながら紹介したいと思います。
まずはカレールウを選んで、作り方をしっかり読む
![失敗しないカレー作り1](https://www.sugaya-east.com/blog/wp-content/uploads/2016/08/how-to-cook-curry-1.jpg)
今回使うカレールウは、グリコの「深み極まるPREMIUM熟カレー(甘口)」
選んだ理由は特になく、スーパーで安売りしていたからです。
本当は中辛が良いのですが、子供も食べるので甘口をチョイスしました。
![失敗しないカレー作り2](https://www.sugaya-east.com/blog/wp-content/uploads/2016/08/how-to-cook-curry-2.jpg)
裏面にはしっかりと作り方の詳細が記載されていますね。
このレシピ通り、忠実に作っていきましょう。
次に材料の準備・下ごしらえ
![失敗しないカレー作り3](https://www.sugaya-east.com/blog/wp-content/uploads/2016/08/how-to-cook-curry-3.jpg)
まずは野菜を用意します。
玉ねぎ中2個とありますが、大きめサイズの玉ねぎなのでグラムはしっかりと同分量です。
![失敗しないカレー作り4](https://www.sugaya-east.com/blog/wp-content/uploads/2016/08/how-to-cook-curry-4.jpg)
人参・じゃがいもは、ペティナイフやピーラーを使って皮を剥いて乱切りに。
玉ねぎはくし形切りにカットします。
これで野菜の下ごしらえは完了です。
![失敗しないカレー作り5](https://www.sugaya-east.com/blog/wp-content/uploads/2016/08/how-to-cook-curry-5.jpg)
お肉は今回、豚のロースを使用します。
箱の作り方にはただ一言、「肉」と潔く書いてありますね。
なので、牛・豚・鶏など、好みのお肉を使ってください。
材料が全部揃ったら、いざ調理開始
![失敗しないカレー作り6](https://www.sugaya-east.com/blog/wp-content/uploads/2016/08/how-to-cook-curry-6.jpg)
レシピにある厚手の鍋がありませんので、まずはフライパンで肉と野菜を炒めます。
まず肉を炒め、全体的に白っぽくなってきたら、野菜を一緒に炒めます。
![失敗しないカレー作り7](https://www.sugaya-east.com/blog/wp-content/uploads/2016/08/how-to-cook-curry-7.jpg)
野菜を加えてしっかりと炒めます。
玉ねぎがしんなりしてきて、全体的に軽く火が通ってきましたら、水を加えていきます。
![失敗しないカレー作り10](https://www.sugaya-east.com/blog/wp-content/uploads/2016/08/how-to-cook-curry-10.jpg)
作り方を見ますと、水の部分は赤文字になっているのがわかります。
それだけこの水の量は、カレー作りで大事なポイント。
レシピがそれを伝えてくれていますよね。
水はしっかりと計ることが、特に大事です。
![失敗しないカレー作り8](https://www.sugaya-east.com/blog/wp-content/uploads/2016/08/how-to-cook-curry-8.jpg)
しっかりと計量カップを使って、分量通りのお水を計ります。
目分量でやらず、ちゃんと計量カップで計量。
「この量の材料であれば、これくらいの水を入れるんだな」という感覚を覚えましょう。
![失敗しないカレー作り9](https://www.sugaya-east.com/blog/wp-content/uploads/2016/08/how-to-cook-curry-9.jpg)
しっかり計量した、分量通りのお水を加えます。
ここから強火にかけて、沸騰するまで待ちましょう。
![失敗しないカレー作り11](https://www.sugaya-east.com/blog/wp-content/uploads/2016/08/how-to-cook-curry-11.jpg)
沸騰しましたら灰汁が出てきますので、お玉などで灰汁をすくって取り除きます。
この際、浮いている脂は旨味です。
必要以上に取り過ぎないように気をつけましょう。
時間通りに煮込んで、ルウを入れていく
![失敗しないカレー作り12](https://www.sugaya-east.com/blog/wp-content/uploads/2016/08/how-to-cook-curry-12.jpg)
灰汁を取り除きましたら、作り方にある通り、弱火にして蓋をして20分煮込みます。
![失敗しないカレー作り13](https://www.sugaya-east.com/blog/wp-content/uploads/2016/08/how-to-cook-curry-13.jpg)
20分経ちましたら、火を消して、ルウを入れます。
ここで一つ注意点。
煮立っている状態でルウを入れますと、表面が固まってしまいダマになってしまいます。
カレー以外にシチューもそうですが、ルウを入れる際は、必ず火を消して入れる。
ということを、ぜひ覚えておいて下さい。
![失敗しないカレー作り14](https://www.sugaya-east.com/blog/wp-content/uploads/2016/08/how-to-cook-curry-14.jpg)
ルウを入れましたら、トロミを付けるために5分ほど弱火で煮込みます。
お玉で混ぜると、柔らかくなったじゃがいもや人参などの具材が崩れてしまうことがあります。
ちょっと面倒ですが、木べらやスパチュラなど、平らな調理器具に持ち替えて混ぜましょう。
![失敗しないカレー作り15](https://www.sugaya-east.com/blog/wp-content/uploads/2016/08/how-to-cook-curry-15.jpg)
時間きっちり、5分煮込んで完成です。
出来上がったら、カレー皿に盛り付けていきます。
出来上がったカレーを、盛り付けて食べてみた
![失敗しないカレー作り16](https://www.sugaya-east.com/blog/wp-content/uploads/2016/08/how-to-cook-curry-16.jpg)
野菜が崩れることもなく、箱に載っている写真のような出来上がり。
いざ食べてみますと、味の濃さもちょうど良く、誰が食べても美味しいカレーでした。
特に難しいことをしたわけでもなく、ちゃんと美味しいカレーが出来上がりましたね。
レシピ通りに作れば、初心者でも失敗することはない
やはり箱に記載してあるレシピ通りに作ったこと、これが成功の鍵でした。
カレールウのとろみもちょうど良く、美味しく仕上げることが出来ました。
何度かレシピ通りに作って慣れてきたら、今度は自分なりのアレンジを加えるのも良いと思います。
コーヒー・チョコレート・ハチミツなどの隠し味。
その他のスパイスを入れてみる。
そうやっていくと、自分なりの好みのカレーが出来上がりますよ。
今回使った調理道具と、おすすめのアイテム
今回使った調理道具です。
僕が家やお店でも使っている、オススメのアイテムも併せて明記しておきます。
もし興味があれば、リンクをクリックしてみて下さい。
カレー作りには【ル・クルーゼのロンド】の鍋がオススメ
![](https://www.sugaya-east.com/blog/wp-content/uploads/2016/08/cocotte.jpg)
調理器具の紹介ですが、カレー作りにはル・クルーゼのロンドがおすすめです。
お店ではなく、我が家で使っているホーロー鍋がありまして。
それがル・クルーゼのロンドというシリーズです。
お値段は鍋なのに20,000円オーバーと、かなり良いお値段。
しかし、もうかれこれ5年以上使っていますが、全然劣化もせずに現役バリバリで使っています。
まさに一生モノといった感じのアイテム。
このル・クルーゼのロンドでカレーを作ると絶品に仕上がります。
特有の保温効果によって、野菜が煮崩れせずに美味しく作れるんですね。
人参やじゃがいもは、素材の味が活かされて、ホクホクのまま仕上がりますよ。
さすがにお店ではサイズ的に使えませんが、家庭で使う分には本当にオススメです。
僕はル・クルーゼのロンドを楽天で買いましたが、Amazonでも送料無料で販売しているようです。
料理初心者男子には、ストウブもオススメ
![](https://www.sugaya-east.com/blog/wp-content/uploads/2016/08/staub.jpg)
料理初心者男子には、ストウブの鍋も無骨でカッコ良いのでオススメですよ。
アウトドアでも使えますし、ガシガシと荒っぽく料理するにも最適です。
何より見た目がカッコいいです。
【基本的なカレーの作り方】初心者でも、二度と失敗しない方法 まとめ
この記事のポイントをまとめますと、
- 料理初心者が失敗しがちなのは「目分量」で作ってしまうこと
- 最初のうちは、レシピ通りしっかりと計量する
- 絶対に失敗しないカレーは、箱の裏のレシピ通りに作ること
ということですね。
箱の裏に記載してある通りに作れば、絶対に失敗せずに、美味しいカレーが出来上がります。
そして感覚も身について、あなたの料理レベルも確実に上がるはずです。
目分量や感覚だけに頼ること無く、計量をしっかりして、火加減も調節しましょう。
基本にしっかり忠実に。
カレーだけに関わらず、それが失敗しない料理のコツです。
ある程度作ることに慣れたら、隠し味や、自分なりの味付けにチャレンジしてみて下さい。
野菜ソムリエの資格に興味がある方へ
この記事は、野菜ソムリエとしての知識を活用して書き上げました。
こういった野菜の知識は、野菜ソムリエの講座を通して、楽しく学ぶことが出来ます。
野菜ソムリエに興味がある方は、ぜひこちらの記事もご覧下さい↓
[nlink url=”https://www.sugaya-east.com/blog/junior-vegetable-about/”]
これのおかげで、人生初の、(小5)調理ができました!!ありがとうございます😊
コメント、ありがとうございます ^^
小5のお子さんで調理ができるなんてスゴイですね!
ぜひ他のブログの調理方法も参考にして頂ければ幸いです ^^
ありがとうございます。
これでカレーの作り方が分かりました