こんにちは、蕨東口すがやの三代目(野菜ソムリエ)です ^^
今日のテーマはポーチドエッグ!
昨年辺り、エッグベネディクトが流行って、ポーチドエッグの存在が大きく目立ちましたよね。
ただ、このポーチドエッグ、作るのにかなり手間や技術が必要なんですよね、、、
塩と酢を入れたお湯の中に卵を落として、箸やフォークなどでちょっと固まった白身を、黄身を崩さないように包み込む、、、
文字にするだけでも、「んー、面倒くさいからやりたくない!!」って思えてしまいます ^^;
でもポーチドエッグってとってもオシャレですし、エッグベネディクトの他にもシーザーサラダやトーストに乗せたりしても美味しく頂ける料理。
どうにかして簡単に作れないものかと思っていたところ、とっても画期的な方法を知ることが出来ましたのでご紹介します ^^
また、ポーチドエッグとはどんな料理か、それも併せて勉強していきましょう♪
ポーチドエッグって、そもそもどんなもの?
ポーチドエッグ( poached egg)
卵料理のひとつで、日本語では落とし卵(おとしたまご)ともいう。
沸騰した湯の中に卵を落として加熱調理したもので、ゆで卵に比べて調理時間が圧倒的に短い。黄身が食べごろの半熟となるまで数十秒程度で済む。
マフィンの上に乗せてエッグベネディクトにされることが多く、トーストしたパンやサラダに乗せたり、スープに入れたりもする。
アメリカではメジャーな調理法のうちの一つ。日本ではエッグベネディクトがメディアで取り上げられた際、注目を浴びるようになった。
鶏卵を使うのが一般的であるが、うずらの卵を使ったポーチドエッグもある。
引用:Wikipedia
ポーチドエッグは栄養価が高い!?
ポーチドエッグは卵の調理方法として、最良の方法の一つと言われることもあります。
卵に含まれているビタミンは加熱により破壊されてしまいますが、ポーチドエッグは短時間で加熱するので、ビタミンの損失が少なくて済むのです。
また、白身にはビオチンと呼ばれる肌に良いとされるビタミンが含まれていますが、同時に、アビジンと言われる、ビオチンの吸収を阻害する物質も含まれています。
しかし、このポーチドエッグの調理法を用いると、加熱によってアビジンを破壊し、ビオチンを効率よく摂取出来るメリットもあるとされているのです。
食べる際にも、卵自体の旨味が保たれているため、塩を多くかけなくても美味しく食べられるため、塩分の過剰摂取を避けるのにも役立ちます。
ポーチドエッグの一般的な作り方
- 沸騰した湯のなかに若干量の食塩と酢を入れ、火を弱め、水流の影響を減らしてから、別の容器に割っておいた生卵をそっと滑り込ませる。
- フォークなどを用いて卵白を卵黄にかぶせるようにまとめる。湯を回転させ、水流を作り、卵を中心に集める調理法もある。
- 卵白が固まったら火を止め、蓋をして卵黄が半熟になるまで余熱で茹でる。
- 茹で上がったら、鍋から取り出して水気を切り、白身のはみ出した部分を取り去って形を整える。
写真はありませんが、文字で読むだけでも難しそうですね ^^;
それでは、前置きがかなり長くなってしまいましたが、僕が覚えためちゃくちゃ簡単なポーチドエッグの作り方をご紹介します!
【コーヒーフィルター】を使うと超簡単!
ポーチドエッグの画期的なレシピと作り方
すでに答えが出てしまっていますが、その通り、ポーチドエッグに使うものは、コーヒーフィルターなんです!
実際に写真を使って、手順を見てみましょう ^^
コーヒーフィルターを使った、ポーチドエッグ 材料と用意するもの
- 卵 3〜4個
- 湯 500ml
- お酢 15ml(お湯に対して3%)
- 塩 軽くひとつまみ
- コーヒーフィルター(100均で売っているものなどでOK)
コーヒーフィルターを使った、ポーチドエッグ 作り方
まず鍋に水を入れて火にかけます。
500mlの水に対して、3%分量のお酢・15mlと塩を軽くひとつまみ加えます。
なぜポーチドエッグを作る際にお酢を入れるのか?
お酢にはたんぱく質を固める効果(凝集効果)があるからです。
酢の入ったお湯に卵を入れると、瞬間に表面が薄く固まり、その後も熱で固まって崩れないポーチドエッグになります。
お酢を入れずお湯だけで作ると、白身の表面が熱で固まる前に流れて形が崩れてしまうのです。
今回活躍するアイテム、コーヒーフィルターです!!
100均で売っているような、本当に普通のもので構いません。
ただ、コーヒーフィルターにも浅いタイプのものがあったりしますので、卵を入れてもスペースに余裕があるサイズのものを用意して下さい。
コップなど、底が深い入れ物にコーヒーフィルターをセットします。
入れ物を使った方が安定しますので、横着せず、手で持って入れないようにしましょう ^^
こんな感じで卵を割り入れます。
白身がフィルターの隙間から流れてしまうんじゃないかと心配になりますが、少し染み出る程度ですので大丈夫です ^^
せっかくなので、玉子も良い物を使うとより美味しくなりますよ〜
お湯が沸騰しましたら、中火に火を下げて準備完了。
ボコボコにし過ぎると黄身まで一気に固まってしまいますので、注意しましょう。
白身:80℃
黄身:60℃
で固めるのが理想です!
卵の入ったコーヒーフィルターをお湯の中に入れます。
上の口を塞がなくても、水の圧力で勝手にフィルターの開き口が閉じてくれますので、ゆっくり浸すように入れていきましょう。
卵を入れてから、
2分〜2分半加熱します!
500mlのお湯であれば、2つ程度ならいっぺんに入れて調理できます。
上までお湯に浸っていない場合、1分経過したくらいのところで、箸などでひっくり返してあげると良いですよ ^^
コーヒーフィルターを使うことで、箸やフォークなどで白身を包ませる必要がなく、フィルターの中で勝手に包まれてくれるのです!!
2分〜2分半経ちましたら、箸などでフィルターをすくって、冷水にさらします。
白身を冷水でさらに固める効果と、お酢を洗い流す役割がありますので、ちょっと面倒ですがここは省かずにしっかりとやりましょう ^^
コーヒーフィルターを剥がす感じでなかのポーチドエッグを取り出します。
そうしますと、、、
ご覧の通り、しっかりと黄身が白身に包まれたポーチドエッグが出てきます!!
ちょうどまかないがカレーでしたので、カレーに乗っけてみました。
やはりポーチドエッグが乗っているだけで、ちょっと見た目も豪華になって良いですね ^^
白身の上からスプーンを使って崩してみますと、、、
中から黄身がトロ〜ンと出てきます!!
これぞまさにポーチドエッグ 笑
プルンとした白身と、とろりと旨味のある黄身がマッチして絶品です!!
コーヒーフィルターを使ったポーチドエッグの作り方 まとめ
コツとしてはたったの3つ!
- ちょっと深めのコーヒーフィルターを使う
- お湯に3%のお酢を入れる
- 調理時間は2分〜2分半
たったこれだけで絶対に失敗しないポーチドエッグが誰にでも作れます!
今までポーチドエッグはハードルが高いと思っていたあなた、ぜひこの方法でチャレンジしてみてください ^^
優雅な朝食やランチに、オシャレで美味しいポーチドエッグは欠かせませんよ♪
そして調べてみたところ、、、
ポーチドエッグ用のフィルターも販売していました 笑
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