先日、スーパーで何気なく買い物をしていたら、ちょこんとアイスプラントが売られていました!
近所のスーパー、ロマネスコ・コリンキー・スイスチャードなどなど、たまに面白い西洋野菜が置かれているので侮れません。
アイスプラント、まだまだ認知度は低い野菜ですが、とっても面白いんですよ。
水滴のようなツブツブが歯の表面に付いていて、これが凍っているように見えるのでアイスプラントと言われています。
なので見た目のインパクトがとっても大きい!!
そして食べるとほのかに塩味というこれまた不思議なヤツなのです。
そんな不思議な野菜、アイスプラントに迫ってみましょう ^^
魅惑のプチプチ食感!アイスプラントとは
ハマミズナ科メセンブリアンテマ属の植物。
表皮に塩を隔離するための細胞があるため葉の表面が凍ったように見えることから、その名が付いたと言われている。
乾燥に強く、「塩生植物」という耐塩性が高い植物の一種で、海水と同程度の水でも、水耕栽培が可能。
収穫サイクルも半年程度と比較的短く栽培も容易なため、生産的な意味での注目も近年高まっている。
しかし土耕栽培を行った場合、カドミウムなどの土中の有害物質を一般的な作物以上に吸収・蓄積する特性もある。
表皮には体内に侵入した塩類を隔離するための細胞(ブラッダー細胞)が発達している(つぶつぶの水滴のようなもの)。
フランス料理ではフィコイド・グラシアルと呼ばれ、注目をあびている食材でもある。
日本でも佐賀大学農学部が栽培化し、塩味のする新野菜として紹介したことをきっかけに、近年、全国各地でも栽培されはじめた。
引用・添削:Wikipedia
Wikipedia先生から引用させて頂きましたが、アイスプラント自体、ほぼほぼ味がなく、クセや苦味などもありません。
独特なぷちぷちとした食感と塩味が特徴で、主な使用用途としては彩り用の飾りとして使うのが一般的です。
しかしながら、栄養もたっぷりと詰まっているので、積極的に摂取したい野菜でもあります。
アイスプラントを写真で見てみよう!
パックには小分けにされてこんな感じで入っています。
葉の表面にツブツブが付いているのが分かりますでしょうか?
水滴のようですが、触るとぷにぷにしています。
アイスプラントに特有の、塩分を貯めこむ細胞なんですね。
アイスプラントにもうちょっと近づいてみた図。
近くで見ると、凍っているというよりも濡れているっていう感じがしますね。
葉だけでなく、茎にもプチプチが付いています。
ロマネスコもそうですが、アイスプラントのように西洋野菜は不思議なものが多いですね~
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アイスプラントの葉のアップ写真。
等間隔で並んでいる水泡が本当に不思議ですね。
初めて見た人は絶対にびっくりすると思います ^^
アイスプラントの収穫時期と旬
アイスプラントは水耕栽培で育てられ、ライフサイクルは約半年。
なので通年栽培ができて、収穫は年に2回です。
年明けに種まき→初夏に収穫
初秋に種まき→年末に収穫
といったサイクルが、アイスプラント栽培では一般的なようです。
アイスプラントの保存方法
乾燥に強い野菜ではありますが、ラップに包むかジップロックに入れて、冷蔵庫の低温な場所に入れておくのが良いです。
日が経つとぷちぷちとした食感が損なわれてきてしまいますので、早めに食べるのがGOOD。
アイスプラントの栄養と期待される効果
養分を吸い取る力が強く、カリウム・マグネシウムなどのミネラル、βカロテン(ビタミンAに変換される効果)も豊富。
- 生活習慣予防
- 血糖値低下作用
- 抗酸化作用
- 抗老化効果
- 視覚効果
- 美肌、美髪効果
などが期待される。
葉表面の水泡のような細胞(ブラッダー細胞)のなかに、ナトリウム以外にもミネラルを貯える働きがあるため、その部分に栄養がたっぷりと入っているそうです。
アイスプラントの下ごしらえ・調理法・食べ方
アイスプラントの下ごしらえ
アイスプラントの下ごしらえは驚くほど簡単!!
さっと水で洗い流すだけで、そのまま生食できます。
茎の太い部分は若干口に残りますので、葉と細い茎部分だけ切り分けて使います。
アイスプラントの調理法と食べ方
やはりシンプルにサラダで。
ハッキリとした緑色なので、彩りとして見栄えがとても良くなりますよ。
カルパッチョのアクセントに。
ディルやイタリアンパセリなどの代わりとしても使えます。
アイスプラント まとめ
いかがでしたでしょうか、アイスプラントについてのお話 ^^
普段はあまり見かけない野菜ですが、もしもスーパーなどで売っているのを見かけたら、ぜひ気軽に手にとって使ってみてください!
小売価格ですが、大体100円~200円くらいで販売されていますよ~。
そのぷちぷちとした食感と、瑞々しく見える見た目に、あなたもきっと虜になるはず!!
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