こんにちは、蕨東口すがやの三代目(野菜ソムリエ)です。
毎年のことですが、夏に腹筋を割ってプールでナイスな水着姿を、、、
と思いつつ、あまりにお酒が美味しいので皮下脂肪が消えません。
ということで、僕と同じように、ダイエットのために食事制限をする方も多いはず。
そんなダイエットの時、よく食べられる食材として、、、
豆腐はよく選ばれるものの1つですよね。
- 湯豆腐
- 豆腐サラダ
- 豆腐ステーキ
- 豆腐の味噌汁
- 揚げだし豆腐
などなど。
色んな食べ方や調理方法がある豆腐ですが、中でも最も定番なのは、
やはり、冷奴ですよね。
サッパリと食べられますし、カロリーも低いから罪悪感も少なめ。
しかしそんな冷奴、一般的に絹豆腐で食べる場合が多いと思います。
ある調査では、
冷奴を食べる時、7割の人が絹豆腐を使う
というリサーチ結果もあるそうです。
僕自信も正直、固定観念で「冷奴=絹豆腐」というイメージがありました。
しかし、実は、
木綿豆腐こそ、冷奴で食べると美味しい
ということを知ったのです。
今日は木綿豆腐を使った冷奴について、話を書きたいと思います。
この記事では、
- 豆腐とはどんな食材?
- 木綿豆腐と絹豆腐の違い
- 豆腐の栄養素は
- 実際に木綿豆腐を冷奴で食べてみる
について、説明していきます。
木綿豆腐の美味しい食べ方は、そのまま冷奴がおすすめ
では、まずは豆腐について少し説明をしていきたいと思います。
そもそも豆腐ってどんなもの?
まず、豆腐自体がどんなものなのか?
意外と知らない、豆腐の知識についてご紹介。
豆腐(とうふ)は、大豆の搾り汁(豆乳)を凝固剤(にがり、その他)によって固めた加工食品である。
豆富や豆冨とも表記される。
東アジアと東南アジアの広範な地域で、古くから食され続けている大豆加工食品。
とりわけ中国本土(奥地を含む)、日本、朝鮮半島、台湾、ベトナム、カンボジア、タイ、ミャンマー、インドネシアなどでは日常的に食べられている。
加工法や調理法は各国ごとに異なるが、このうち日本の豆腐は白く柔らかい食感を持つ「日本独特の食品」として発達した。
引用:Wikipedia
木綿豆腐と絹豆腐の違いって?
一般的に豆腐には、木綿と絹ごしが有名です。
その2つの違いをまとめてみました。
木綿豆腐とは
豆乳に凝固剤を加えて凝固させ、穴の開いた木綿豆腐用の型箱に布を敷いて流し込み、圧搾・成形した豆腐。
表面に布目が付くことからこの名がある。普通豆腐ともいう。
英語表記はregular tofu。
出典:Wikipedia
絹豆腐(絹ごし豆腐)とは
濃い豆乳全体を凝固剤で凝固し、絹ごし用の型箱に流し込んで、ゲル状に固めて水にさらした豆腐。笹の雪ともいう。
英語表記はKinugoshi-tofuあるいはtofu with whey。
吸水総量は原料大豆重量の5倍から6倍となる。
出典:Wikipedia
一般的に木綿豆腐の方が、
- 同じ分量で水分が少ない
- どっしりとして栄養価が高い
と言われています。
表面には木綿布の跡があり、触ると凹凸がわかるものもあります。
一方、絹ごし豆腐の方はそのツルッとした独特の食感や喉越しが特徴。
口当たりの良さが人気ですよね。
ただ、水分が木綿豆腐に比べて多いため、同じ分量の場合、栄養価が比較して低いのです。
栄養で言うと、絹豆腐よりも木綿豆腐の方が優れているんですね。
豆腐の栄養素って?
豆腐には色んな栄養素があります。
体を作る栄養素だけでなく、より身体を健康に保つ機能性食品でもあります。
積極的に摂取したい食材ですね。
豆腐の主な栄養素
- タンパク質(筋肉・臓器・皮膚を作るための材料となる)
- カルシウム(骨を作るための材料となる)
- マグネシウム(動脈硬化の予防)
- 鉄分(貧血予防)
- ビタミンE(抗酸化作用)
- カリウム(抗酸化作用)
といった複数の栄養素が多く含まれています。
どれも身体を作るために必要な栄養素ですね。
主な機能性成分(フィトケミカル)
- 大豆イソフラボン
- 大豆レシチン
- リノレン酸
などが含まれています。
更年期障害の改善や骨粗鬆症の予防に良い、とされる大豆イソフラボン。
血中コレステロールや中性脂肪の改善効果が期待される、大豆レシチン。
血液サラサラ効果・免疫系機能を調節に役立つ、リノレン酸。
より身体を健康に保つために、これらの機能性成分も含まれているのが嬉しいですよね。
脂っこいものを食べる時は、一緒に豆腐も食べると良いですね。
実際に木綿豆腐を、冷奴で食べてみる
さて、前置きが長くなってしまいましたが、実際に木綿豆腐で冷奴を作ってみます。
とは言っても、何も難しいことはありません。
なんせ、絹ごし豆腐が木綿豆腐に変わっただけです。
至って普通の木綿豆腐。
今回はスーパーで100円もしない、安売りの木綿豆腐を1丁用意しました。
木綿豆腐の表面は、こんな感じですね。
アップで撮影をした図ですが、これだけ近くだと、何の写真かわからなくなりますね。
1丁でも1人前以上あったので、包丁で1/3にカットしてお皿へ。
改めて感じましたが、やはり絹ごし豆腐に比べると弾力があり、ずっしりと重く感じます。
木綿豆腐の冷奴、美味しい食べ方のコツは
そしてここが、木綿豆腐を冷奴として美味しく食べるポイント。
木綿豆腐はぎっしりと詰まっています。
なので、ちょっと味付けをしただけだと、絹ごし豆腐に比べて味が薄くなってしまいます。
なので盛り付ける際は、
木綿豆腐を手で軽く崩して、盛り付けるのが良い
のです。
こうすることによって、
表面積が増えて味が付く範囲が広くなり、味が染みやすくなるからです。
そして木綿豆腐は崩れてもしっかりしています。
手で崩したとしても、ちゃんとお箸で持ち上げられるので大丈夫。
冷奴にお好みの薬味を乗せて盛り付け
崩して盛りつけましたら、好みの薬味を乗せていきましょう。
- 鰹節
- おろし生姜
- 刻んだ長ネギ
の定番3種類を、今回は乗せてみました。
- 茗荷(ミョウガ)
- キュウリ
- 白髪ネギ
- 青ネギ
- オニオンスライス
- 針生姜
- おろしニンニク
- 納豆
- オクラ
などなど、お好みの薬味をお好みで盛りつけてみてください。
木綿豆腐の冷奴を実食
僕はポン酢が好きなので、ポン酢を添えて写真を撮ってみました。
冷奴は醤油よりもポン酢派です。
こちらもお好みの醤油やめんつゆなど、好みは自由。
その時の気分でチョイスしてみてください。
「オリーブオイルと塩」という組み合わせも、なかなか美味しいですよ。
さてさて、いざ実際に木綿豆腐の冷奴を食べてみますと、、、
- 思っていたよりも口の中でモサモサしない(絹ごし豆腐とはちがう滑らかさ)
- 絹ごし豆腐よりも、大豆の風味を感じられる
- 少量でも食べ応えがある
というのが大まかな感想です。
そして正直に言うと、、、、
絹ごし豆腐よりも、木綿豆腐の冷奴の方が好きかも。
もちろん木綿と絹ごし、どちらの冷奴も美味しいんですよ。
ただ、木綿豆腐の方がより大人好みというか、しっかりと味わいを感じられます。
豆腐のブランドにもよると思いますが、今まで食べてた以上に美味しく感じられました。
手で崩している分、ポン酢もしっかりと豆腐に絡まって薄いということもありません。
何よりも栄養価が絹ごし豆腐よりも高いという点が、ポイント高いですね。
今後の冷奴、絹ごしよりも木綿豆腐を進んでチョイスしてしまいますね。
木綿豆腐の美味しい食べ方は、そのまま冷奴がおすすめ まとめ
この記事のポイントをまとめますと、
- 豆腐は、大豆の搾り汁をにがりで固めた加工食品
- 絹ごしよりも木綿の方が、栄養価が高い
- たんぱく質、カルシウム、マグネシウムといった、身体を作るために必要な栄養素が豊富
- 木綿豆腐の冷奴は、手で崩して盛り付けると味が染みやすくて美味しい
ということですね。
今まで絹ごし豆腐でしか冷奴を食べてこなかった方は、
ぜひ木綿豆腐の冷奴にもチャレンジしてみてください。
新しい世界への扉が開けるかもしれません。
豆腐の旨味を強く感じたい人には、木綿豆腐の冷奴は特におすすめです。
夏の暑くなる季節も、もちろん冬でも、お気に入りの木綿豆腐でぜひ冷奴で召し上がってみて下さい。
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この記事は、野菜ソムリエとしての知識を活用して書き上げました。
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豆腐を英語で書くと、soybean curd(大豆の凝乳状食品)。
固有名詞としては英語表記で【Tofu】でも良いようです。
中国では朝ごはんとして、屋台で熱々の豆腐を売っているイメージがあります。