こんにちは、蕨東口すがやの三代目(野菜ソムリエ)です。
先日、八百屋さんから「島らっきょう」をオススメされて、一袋頂きました。
島らっきょうというと沖縄料理によく使われているイメージで、あまりこの辺では見かけない食材ですよね。
今日は馴染みがあまりない、島らっきょうの下ごしらえから、天ぷらを作るところをご紹介したいと思います ^^
島らっきょうとは、どんな野菜?
島らっきょうは沖縄県の野菜で、ラッキョウの品種の一つです。
島らっきょうの特徴・成分
一般のラッキョウよりも小型で、香りとネギのような強い辛味が特徴。
独特なラッキョウの香りはアリシンという成分と、アデノシンが基で、
- ビタミンB1の吸収補助
- 免疫力増強
- 育毛作用
- 疲労回復
- 抗菌作用
- 抗がん作用
などの効果が期待されます。
島らっきょうの生産時期
主に12月から6月までが収穫期で、旬は4月の春先。
島らっきょうの食べ方
強い辛味があるため、塩漬けにして鰹節などとともに食べたり、天ぷらやチャンプルーの材料として用いられることが多いです。
参考:ウィキペディア
島らっきょうの天ぷらを作り方
実際に島らっきょうを下ごしらえするところから、天ぷらを作るまでをご紹介します ^^
こちらが八百屋さんがオススメしてくれた島らっきょう。
なかなか関東近辺のスーパーで販売しているところは見ないですよね。
もちろん沖縄産の島らっきょうです ^^
袋から開けて中身を取り出します。
ラッキョウらしく下の部分がぷっくりしているものの、やはり小粒。
土付きのままなので、鮮度も良いですね ^^
下の部分をアップ。
僕の手と比べても、これくらいのサイズというのがわかりますね。
島らっきょうの下ごしらえ
島らっきょうの下ごしらえ、まずは外皮を剥きます。
長ネギのように、一枚ぺろんと皮を剥いていきます。
一枚剥いて、白い肌のお目見えです ^^
ツルンとしてキレイですね。
根の部分、付け根を包丁でカットします。
この部分は固くて食べるのに向いていないので、切り落とします。
次に、茎と白い部分を切り分けます。
切り分けた白い部分、中で2つに分かれているものもあります。
そういうのはもう一枚皮を剥くか、包丁で2つにカットしましょう。
こんな感じで、一つに見えるようで2つに分かれるものもあるのです。
緑の茎の部分
一方、茎の部分です。
赤くなっている部分は食感が悪いので、手で取り除きましょう。
こんな感じで食べられるところと、そうでない部分を取り分けます。
上の部分も食べられないところがあるので、そういう部分は包丁で切り分けます。
長いと10センチ位あるので、半分にカットして食べやすくします。
茎の部分は一本一本あげるよりも、何本か束ねてかき揚げの用に揚げるのがオススメです。
いざ、島らっきょうを天ぷらに
それでは実際に島らっきょうを揚げて天ぷらにしていきます。
白い部分は、そのまま衣につけて油に入れていきます。
180度の油で1分くらい。
カラッときつね色になるまで揚げましょう。
天ぷらバットに上げたら、しっかりと油を切ります。
茎の部分はこんな感じでかき揚げ風に。
出来上がった島らっきょうの天ぷらを、お皿に盛り付けて完成です!
塩や肉味噌(あんだんすー)を付けて召し上がれ ^^
辛味は少し残っていますが、それがクセになりますよ。
ご飯のおかずというよりは、やはりお酒のおつまみにピッタリですね!
島らっきょうの下ごしらえと天ぷらの作り方 まとめ
なかなか手に入りにくい島らっきょうではありますが、もし見かけたらぜひ天ぷらにしてみて下さい。
今が旬の春先、島らっきょうで沖縄を感じられること間違いなしです ^^
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辛味が強いので、塩漬けにしたり、天ぷらで加熱して辛味を抑えて食べるのが一般的。
でも、このからみがお酒、特に泡盛のツマミには良いんですよね ^^