もう買わない!プロが教える簡単で美味しい【すし酢と酢飯】のレシピと作り方


こんにちは、蕨東口すがやの三代目(野菜ソムリエ)です。

 

残念ながら、うちのお店ではお寿司を扱っていませんが、、、

お寿司って美味しいですよね。

たまにちらし寿司や海苔巻きを、まかないで作ることがあります。

その時、いつも決まってすし酢を使いますが、自分で調味料を合わせて作っています。

 

すし酢は基本購入していて、作るのは難しいと思っていませんか?

少ない調味料の種類で、実は簡単に作ることが出来るんです。

 

簡単で美味しい【すし酢と酢飯】のレシピ・作り方をご紹介します。

手作りと言っても、本当に簡単に出来ますのでご安心を。

すし酢は1分ほどで完成出来ますので、あまりの手軽さに、きっとビックリするはずです。

 

この記事では、

  • すし酢の作り方
  • 酢飯の作り方
  • すし酢や酢飯の効果

を説明していきます。

 

プロが教える簡単で美味しい【すし酢と酢飯】のレシピと作り方

酢飯を作るのに必要なもの、、、

それはもちろんすし酢。

 

  • 節分の恵方巻きや手巻き寿司
  • ひな祭りのちらし寿司
  • お弁当に入れるおいなりさん(いなり寿司)

など、家庭でも酢飯を使う機会って意外とありますよね。

 

すし酢をスーパーなどで買ったは良いものの、、、

  • その時だけ使って、後はずっと棚の中で眠っている
  • そして気付けば、いつの間にか賞味期限切れ

なんて経験がある人も多いはず。

 

しかし、すし酢は家にある材料で、とっても簡単に美味しく作れるんです。

驚くほど簡単な、すし酢のレシピと作り方をご紹介します。

 

すし酢の材料(90ml・ご飯2〜3合分)

  • お酢 大さじ4
  • 砂糖 大さじ2
  • 塩 小さじ1
  • 白だし 小さじ1(または、味の素をほんの一つまみ程度)

 

お酢は穀物酢・米酢のどちらでも大丈夫です。

うちのお店では穀物酢を使って作っています。

お好みの酢で、色々と試してみるのも面白いですよ。

その他の調味料も、ぜひお好みのものを使ってアレンジしてみて下さい。

 

すし酢の作り方

上記の材料を、全て混ぜ合わせて完成。

 

あまりに簡単過ぎる説明ですみません 苦笑

ただ、本当にこれだけです。

混ぜる順番などもなく、全部いっぺんに合わせてしまってOK。

 

本来は出汁用の昆布を浸して一晩寝かせて旨味を出しますが、、、

そこは白だしや味の素で代用しましょう。

 

いっぺんに合わせると、最初は砂糖と塩が溶けきらずに沈殿します。

ただ、時間が経てばしっかりと溶けます。

もしザラつきが残っていても、ご飯に混ぜれば熱で溶けるので大丈夫です。

 

出来上がったすし酢の、保存方法と賞味期限

出来上がったすし酢は、キレイに洗浄・消毒した小瓶やペットボトルなどに移します。

直射日光を避けた場所や、冷蔵庫などで保存して下さい。

特に腐ってしまう調味料は入っていないので、長期保存も可能です。

 

ただ、作った後に忘れてしまう可能性は非常に高いです。

必要な分だけを作って、すぐに使い切るのが良いと思います。

 

すし酢のレシピ コツとポイント

作り方で材料を混ぜ合わせるだけと言いました。

しかしせっかくなので、より美味しく作るためのポイントをお伝えします。

 

色んな種類の酢を使って楽しむ

僕は普段、穀物酢を使ってすし酢を作っています。

他にも米酢、またはワインビネガーや梅酢などを使ってみても面白いかもしれません。

ぜひ、色んな種類のお酢を使って、自分なりのアレンジをしてみて下さい。

 

甘さはお好みで調節

酢に対して砂糖は半分の量で作っていますが、こちらはお好みでOKです。

甘さを控えたすし酢を作りたければ、大さじ1で作ってみて下さい。

 

また、砂糖や塩も好みのものに変えてみると、味わいも変わってきますよ。

僕の個人的な好みですが、

  • 砂糖であればきび糖
  • 塩であればぬちまーす

が、優しい味になるのでオススメです。

 

どちらも沖縄の無添加のものですが、ネットで取り寄せて愛用しています。

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小さじを使うのが面倒なら、塩と白だしは大さじ1/3が目安

塩と白だしに小さじを使うと書いてありますが、小さじをわざわざ出して使うのも面倒ですよね。

その場合、大さじ1/3でもOKです。

きっちり計量しなくても大丈夫。

洗い物を増やさないように、大さじだけ使って作るのも問題ありません。

 

すぐに使いたい場合は、弱火で塩と砂糖を溶かす

すし酢をすぐに使いたい場合、大さじ1のお酢で砂糖・塩を弱火に溶かします。

スパチュラやヘラなどで混ぜてザラつきがなくなったら、白だしと残りのお酢を加えればOK。

ただ、お酢は加熱すると酸味が飛んでしまうので、沸騰させないように気を付けましょう。

 

すし酢が出来たら、酢飯も!酢飯のレシピと作り方

すし酢を作ったら、次は酢飯を作っていきます。

 

  • お寿司
  • 海苔巻き
  • ちらし寿司
  • いなり寿司
  • 寿司

と、「すし」付く名の料理には酢飯は必須です。

酢飯もコツさえ掴めば簡単に作れますので、材料と作り方を紹介します。

 

酢飯の材料

  • 炊きたてご飯(固め) 2〜3合
  • すし酢 90ml

 

酢飯の作り方と、美味しく作るためのコツ

基本的には炊いたご飯に酢飯を混ぜ込めばOKです。

ただ、美味しく作るためのコツがあるので、以下に説明と注意点を。

 

ご飯を固めに炊く

酢飯を作る場合、ご飯を少し固めに炊きましょう。

理由は、すし酢の水分が後から足されるからです。

目安としては10%くらい、お水の量を減らして炊けばOKです。

 

炊きたての状態で、ボウルや寿司桶に移してすし酢を混ぜ合わせる

炊きたてのご飯にすし酢を合わせて作ります。

炊きたてのご飯が良いのは、お酢の水分を飛ばして、ベチャッとするのを防ぐため。

ご飯をボウルや寿司桶に移したら、素早くすし酢を回しかけます。

 

本来なら、底が深いボウルよりも、曲げわっぱなどで作られた寿司桶の方が酢飯には向いています。

底の高さが同じ方が、切りほぐしやすく、均一にすし酢が回るからです。

 

寿司桶はネットで意外と安く変えたりもするので、もし興味があればチェックしてみて下さい。

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すし酢をかけたら、風を当てながら混ぜほぐす

ご飯にすし酢をかけたら、うちわで風を当てて、しゃもじで切るように混ぜほぐします。

この理由は、酢飯の水分と酸味を、ほどよく飛ばすためです。

 

この時、隣に一人うちわを持ってあおぐ役の人が欲しいところ。

もしいなければ、扇風機の風をあてながら作業するのもアリです。

 

最初はすし酢の水分でご飯がビチャっとなりますが、混ぜほぐすうちに冷めて馴染んできます。

「こんなにすし酢入れて大丈夫?」と思いますが、アツアツのご飯なら大丈夫です。

しかし、冷めたご飯で作ってしまうと、ビチャビチャな酢飯になってしまいますのでご注意を。

 

冷めたご飯でも酢飯を作れるのか?

最初から酢飯を作ろうと目的を持たない限り、なかなか炊きたてご飯で作る機会ってありませんよね。

ただ、保温したご飯や、温め直したご飯で作る方法もありますのでご安心を。

 

冷めたご飯で酢飯を作る方法

一度炊いた後、冷めたり冷蔵庫で保存しておいたご飯で酢飯を作るコツは、

しっかりと温めること

です。

 

すし酢の水分と酸味を飛ばせれば成功。

なので、ご飯を炊きたてに近い状態に持っていきます。

 

電子レンジでご飯をしっかりと温める

まず、保温のご飯も冷凍ご飯も、電子レンジで温めます。

モクモクと湯気が出る熱さ、イメージは炊きたてご飯くらいです。

レンジで設定できる場合は、大体70℃くらいまで温めると良いです。

 

温め終わったら、すぐにすし酢を回しかけていく

あとは炊きたてご飯と同様の作り方です。

ご飯をボールなどに移して、すし酢をかけ回し、素早くしゃもじでご飯を切るように混ぜます。

あとは少し自然に冷まして、しっかりご飯とすし酢が馴染めば完成です。

 

今回使った調理道具と、おすすめのアイテム

今回使った調理道具です。

僕が家やお店でも使っている、オススメのアイテムも併せて明記しておきます。

もし興味があれば、リンクをクリックしてみて下さい。

計量カップ(OXO オクソー アングルドメジャーカップ 小)

小鍋(Solid ソリッド ホーロー ミルクパン)

スパチュラ(OXO オクソー シリコンスパチュラ)

ボウル(ハリオ 耐熱ガラス製ボウル)

しゃもじ(立つしゃもじ)

 

すし酢・酢飯に期待出来る、効果や効能

せっかくなので、すし酢や酢飯に期待できる、効果や効能もまとめておきます。

 

まず、すし酢自体に塩味や旨味が含まれています。

なので、すし酢を使って作った酢飯は、単体でも美味しく召し上がることが出来るんです。

 

すし酢・酢飯の効果や効能

それ以外にもお酢には

  • 便秘解消
  • 口臭予防
  • ダイエット
  • 高血圧の予防
  • 疲労回復
  • 冷え解消
  • 静菌効果・殺菌効果
  • 胃もたれや消化不良を防止
  • アルコールの吸収を穏やかにする
  • 二日酔いを治す
  • コレステロール値の低下
  • ストレス解消
  • 咽喉痛・炎症を抑える

などのたくさんの効果・効能が期待できます。

 

お酢単体では一度に多くの量を摂取できませんが、酢飯にすれば摂りやすくなりますよね。

イベントの時だけではなく、日常でも酢飯を食べることは健康に効果がありそうです。

 

酢飯を使った【すにぎり】がおすすめ

作った酢飯は、お寿司やおいなりさんなどにも使えるのですが、

僕のオススメは【すにぎり】です。

 

すにぎりとは。酢飯で作ったおにぎりのこと。

お酢の持つ効果、

  • 食欲増進
  • 腐敗予防

が期待できます。

 

なので、夏バテ解消や、お弁当などすぐには食べない場合の調理方法としてピッタリなんですね。

もちろん、海苔との相性もピッタリなので、一緒に食べても美味しいですよ。

 

プロが教える簡単で美味しい【すし酢と酢飯】のレシピと作り方 まとめ

この記事のポイントをまとめますと、

  • すし酢は家にある調味料を合わせれば、簡単に作れる
  • 酢飯は固めに炊いた、アツアツのご飯で作るのがポイント
  • すし酢や酢飯には様々な効果があるので、日常でも食べると良い

ということです。

 

いつも買っては余らせていたすし酢。

ぜひ一度、ご家庭で手作りのすし酢と酢飯にチャレンジしてみて下さい。

寿司ネタを用意すれば、自分でお寿司を握って作るのも楽しいですよ。

 

お酢を使った記事も、併せてご覧下さい

お酢に関する話
三杯酢
二杯酢4
甘酢のレシピと作り方6

 

野菜ソムリエの資格に興味がある方へ

野菜ソムリエに興味がある方は、ぜひこちらの記事もご覧下さい↓

【野菜ソムリエとはどんな資格?】現役の野菜ソムリエが詳しく解説

 

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